初めてのバイブコーディングで売上ダッシュボードに挑戦した。BSコードとPythonをもっと使いこなさないと、、

最近、しばらく電子部品やRaspberry Pi Picoといったハードウェアから少し距離を置いています。決して興味がなくなったわけではありません。PicoとMicroPythonを触り続ける中で、自然と関心が「その先」にあるソフトウェアの世界へ向かっていった、というのが実感に近いところです。

78歳になった今、新しいことに挑戦しているという意識はあまりありません。ただ、長くものづくりに関わってきた延長線の上に、たまたまPythonやAIが現れただけ、という感覚です。道具が変わっただけで、「仕組みを理解したい」「自分で確かめたい」という気持ちは昔と変わらないように思います。

Picoを使った実験では、配線やプログラムの意味、エラーの原因など、数えきれないほどChatGPTに相談してきました。分からないことをそのまま言葉にして尋ねると、次に進むためのヒントが返ってくる。そのやり取りを重ねるうちに、ハードを動かしている本質はソフトウェアにあり、その世界が想像以上に広がっていることに気づきました。

実はPythonに触れるのは今回が初めてではありません。3年前にも学ぼうとしたことがあります。しかし当時は、サンプルコードをなぞる学習が中心で、どこか現実感がありませんでした。正しく動いても、自分の生活や関心と結びつかず、自然に手が遠のいてしまいました。

転機になったのは、YouTubeで知った「バイブコーディング」という考え方でした。AIと対話しながら、自分が欲しいものを少しずつ形にしていく方法です。完成形を最初から目指すのではなく、小さく始めて対話の中で育てていく。この進め方が自分にはしっくりきました。

そこで今回、初めてのバイブコーディングとして売上ダッシュボードの作成に挑戦しました。

以前、Excelでダッシュボードを作った経験があります。時間をかけて関数を調べ、配置を整え、試行錯誤を繰り返して完成させました。あれはあれで面白い作業でしたが、多くの部分を一人で考え続ける必要がありました。

今回は少し様子が違います。VSコードでPythonを書きながら、分からない点はその都度ChatGPTに相談する。エラーが出れば内容をそのまま見てもらい、表示を改善したければ希望を伝える。思いついた機能も、まずは相談してみる。そうした対話の積み重ねの中で、ダッシュボードが少しずつ形になっていきました。

急いで完成させるというより、理解できるところが少しずつ増えていく過程を眺めている感覚に近いかもしれません。

年齢的に新しい技術を「習得する」というより、知らなかった仕組みに出会い直しているような印象があります。若い頃に計算尺やワープロが新しかった時代と同じで、道具が変わるたびに考え方も少しずつ変わっていく。その流れの中に、いまPythonやAIがあるように感じています。

とはいえ、VSコードもPythonもまだ十分に使いこなせているとは言えません。ChatGPTに助けられる場面は相変わらず多く、「もう少し理解できたら」と思うこともしばしばあります。

今回の売上ダッシュボードは完成というより、新しい道具との付き合い方を見つけ始めた段階なのだと思います。ハードから始まった興味が、ソフトへ、そしてAIとの対話へと自然につながってきました。

これからも無理をせず、分からないことはその都度ChatGPTに相談しながら、少しずつ触れていければ十分です。次にどんなものが形になるのか、自分でもまだ分かりませんが、その過程そのものを静かに楽しんでいます。